豆いち
珈琲豆とうつわと絵葉書の店
相方のテナーサックスです。2008/10/13 09:39 (C) 珈琲豆屋です!
すごいですね!
私もテナー吹きの一人です。私のはセルマーですが、かなり気に入ってます。
写真で見る限りでもかなり年代を感じますね。 今度お店に行ったら見せてくださいね。 2008/10/13 11:42:YOH+
是非お立ち寄りください。
YOH+さん、ありがとうございます。
平たく言えば管理が悪いともいえますが、かなり時代はついています。但し手に入れたときにはもうリラッカーされていました。箱もすごいですよ。火縄銃入れるみたいなものです。 マーチンをレコーディングで使っているのはアート・ペッパーが有名どころでしょうか。あとはマイルスのラッパ、アービー・グリーンのトロンボーンということになりますか。少ないですね、実際音程は???です。 お近くにいらっしゃったら、是非まわってください。 2008/10/13 15:06:mameichi
|
ショウウインドウに飾っておいたのですが、朝日で結構熱くなるため、一旦ケースにしまうことにしました。
1944年頃のアメリカ・マーチン社製です。今から25年ほど前の大学2年だったでしょうか。あの頃管楽器の連中は、NHKをまっすぐいったところの代々木公園の歩道橋の下で練習していました。
近くの楽器屋といえば、渋谷公会堂を渡ってライブハウスの隣の隣に関根さんという元ラッパのおやじがやっているユニオン楽器という楽器屋があって、持っていた新品のセルマーと交換したのでした。
多分うまいこと言われたのでしょうが、それからずっと使っているし音色も気に入っています。リペアに出す楽器屋もいい楽器だと言ってくれることが多く、そのまま使っています。
関根さんにはキャンプ回りの話や、昔のキャバレーの話、仲間内の楽屋話などを聞きました。だいたい昔のバンド仲間がやってきて昼から宴会です。
そしてこのテナーの由来は終戦後銀座十字屋(中村江里子さんの実家ではないかと思います。1or2丁目に今も盛業中なはずです。)に米軍放出品として出ていたのを厚母雄二郎が購入(厚母氏は名テナーとしてフランキー堺、秋吉敏子、松岡直也らと活躍後、米軍の女性兵士に見初められ渡米、ヒヨコの雄雌鑑定士として成功した人物として知られています。)渡米の時ある人が買ったものが手に入ったという触れ込みでした。
この話が事実かはともかく、アメリカと戦争していたという無茶な時代があったことを目の前に感じる逸品です。