豆いち
豆いち
珈琲豆とうつわと絵葉書の店
HOME
嗚呼うましコーヒー
文化芸術のココロ
米澤絵葉書繁盛記
うつわいろいろいろ
食いしん坊万歳
豆いち、店舗にて
動植物奇想天外
そこいら辺を歩く
家庭の事情は!
芸能音楽の50
米沢城下に江戸を訪ねる
線路は続くよ果てまでも。
豆いちのコーヒー一覧
昭和元禄商売絵巻
会社案内
酒の山形・置賜の地酒 亥子屋
あの頃
お問い合せ
東京出張という心地よい響き。その1
外に出ると雪がちらちらと舞い降りてくる。少し風もあるがそれほどでもない。
桜木町から駅までは橋を渡って一本道。花沢のガードをくぐって駅の東口に出る。
マックスバリュで旅のお供というか、夜食というか、深夜の一人酒盛りのアイテムを揃える。
惣菜とはいってもつまみとおかずは若干異なる。おかずでは飲めないこともあるが、ここの惣菜は酒飲みにはぴったり来るものが多い。焼き鳥なぞもちょっといいものが盛り合わせてある。今日は迷うことなくタレを選ぶ。
今日は2月1日、短いが長い0泊3日の旅が始まった。
雪の降る中バスを待つ。寒い。乗るのは4人のようだ。
下りの新幹線が滑るように駅に飛び込んでくる。
もう少し待つと、時間通りにバスがやってきた。
全部で15、6人の乗客だろうか。
最初から全部カーテンが引かれていて、電灯が消えると車内は暗闇に包まれた。
その暗闇の中で、一人酒盛りが始まる。
「一人酒盛り」といえば私の中では三遊亭圓生だ。無論笑福亭松鶴のも下らなくていいのではあるが。圓生のも負けず劣らず下らない。
「厭だったねぇ、戦争のボカボカの時は、」というフレーズが入るので圓生のは江戸時代の噺としてやっているわけではない。
「いい酒だねぇー。いい酒の温泉(飯坂温泉)てぇーのがあったね、」というフレーズもなんとなく戦後のイメージだ。
いつの頃からこういう風に改作したのだろうか。誰かの型があったような気がしなくもない。一寸新作風のフレーバーを感じる。
などと、考えていたらもう東北道に乗っかっていたんだ。
吾妻パーキングエリアでのトイレ休憩となる。
コンビニに立ち寄ると福島の情報誌が丁度コーヒーの特集をやっていたので購入。
バスは軽いゆれを保ちながら一路関東へ、そのまま浅い眠りの中に入る。
2010/02/18 20:15 (C) 珈琲豆屋です!
▼この記事へのコメントはこちら
名前
件名
本文
画像
URL
編集用パスワード
(※半角英数字4文字)
手動入力確認イメージ
(※イメージ内の文字を小文字の半角英字で入力して下さい)
※管理者の承認後に反映されます。
(C) mameichi All Rights Reserved.
Access 3,335,713pv (2008.05.15〜) Contents 1,302pages Today 160pv Yesterday 961pv [
login
] Powered by
samidare
外に出ると雪がちらちらと舞い降りてくる。少し風もあるがそれほどでもない。
桜木町から駅までは橋を渡って一本道。花沢のガードをくぐって駅の東口に出る。
マックスバリュで旅のお供というか、夜食というか、深夜の一人酒盛りのアイテムを揃える。
惣菜とはいってもつまみとおかずは若干異なる。おかずでは飲めないこともあるが、ここの惣菜は酒飲みにはぴったり来るものが多い。焼き鳥なぞもちょっといいものが盛り合わせてある。今日は迷うことなくタレを選ぶ。
今日は2月1日、短いが長い0泊3日の旅が始まった。
雪の降る中バスを待つ。寒い。乗るのは4人のようだ。
下りの新幹線が滑るように駅に飛び込んでくる。
もう少し待つと、時間通りにバスがやってきた。
全部で15、6人の乗客だろうか。
最初から全部カーテンが引かれていて、電灯が消えると車内は暗闇に包まれた。
その暗闇の中で、一人酒盛りが始まる。
「一人酒盛り」といえば私の中では三遊亭圓生だ。無論笑福亭松鶴のも下らなくていいのではあるが。圓生のも負けず劣らず下らない。
「厭だったねぇ、戦争のボカボカの時は、」というフレーズが入るので圓生のは江戸時代の噺としてやっているわけではない。
「いい酒だねぇー。いい酒の温泉(飯坂温泉)てぇーのがあったね、」というフレーズもなんとなく戦後のイメージだ。
いつの頃からこういう風に改作したのだろうか。誰かの型があったような気がしなくもない。一寸新作風のフレーバーを感じる。
などと、考えていたらもう東北道に乗っかっていたんだ。
吾妻パーキングエリアでのトイレ休憩となる。
コンビニに立ち寄ると福島の情報誌が丁度コーヒーの特集をやっていたので購入。
バスは軽いゆれを保ちながら一路関東へ、そのまま浅い眠りの中に入る。