豆いち 

珈琲豆とうつわと絵葉書の店

さくらんぼの季節、

2009/06/22 21:01/さくらんぼの季節、
到来です。
本日、天童は下荻野戸からいただいちゃいました。ありがとうございます。

山形になぜ根付いたのか。多分明治時代、いろんな果実などを各県の試験場に配布して、合うものを選んだ。それが山形はさくらんぼだった、ということだと聞いております。

しかも米沢は主産地だったこともあるようです。今でも部分的に、例えば関根の中島、窪田の藤泉、江俣、矢野目あたりに園地が点在しています。

イザベラ・バードが新潟から山形に入り、手の子辺りから眺めた景色を「東洋のアルカディア(桃源郷)」といったという話があります。
実際、江戸時代置賜盆地は、桃、杏、梅、葡萄、栗など果実の産地だったそうです。現在では果樹栽培は村山地方にお株を奪われてしまいましたが、それは製糸業の発展、養蚕と大いに関係があるのではないかと私は読んでいます。
2009/06/22 21:01 (C) 珈琲豆屋です!

うちも頂いちゃいました。

母が寒河江出身なので。今年は2回目です。ブログの記事にしたので見てちょ!

私見ではイチジク、葡萄などが普通の家で栽培されていたことが、西洋人のイザベラさんのアルカディアのイメージに合ったのではないかと思っています。
桃はこの辺で育つの?アーモンドを育てようと思ったら桃の育つところと一緒と聞いてあきらめた事があるのよ。
2009/06/23 01:40:なおちん:URL

米沢において

桃のイメージはないですが、もちろん育ちますよ。市立病院の近くのコンビニ近くに2〜3本あります。
高畠の古老から聞いた話では、江戸時代は桃、梅、杏などの果樹は置賜地方の産物だったということで、今でも幻の梅というのが米沢の一部にあり、何年かに一度市場に出回ることもあるようです。ジャムにしても梅酒にしてもきれいな緑色で色が変わらず味も最高とのこと。
赤湯の葡萄に関しては、昔川樋(鳥上坂上)に大きな金山があり、甲州から来た山師(鉱山技師)が甲州葡萄を持ち込んだということになっているようです。

現在では缶詰産業の停滞とともに桃を作る農家は激減しましたが、それでも県内では山形市、東根市、天童市、寒河江市あたりに残っています。大久保という古い品種がまだありますがこれは主に缶詰用です。
晩成種の川中島白桃、これの枝変わりの黄金桃(黄桃)など非常においしい桃も多く出回るようになりました。
友人から聞いた話では、昭和50年代に入ってからも、南原では缶詰用の缶桃と呼ばれる黄桃を作っていたそうです。

なので是非アーモンドにも挑戦してください。
2009/06/23 10:00:mameichi

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